STOP ! いじめ・ぎゃくたい・ひきこもり / 子育てサポート
いじめの「放置」は社会の損失です。いじめ被害者、加害者、傍観者、全ての子どもに正しい指導と教育を行うことは急務です。
同時に、子どもを傷つけてしまう大人(親・教師)へのサポートも重要です。 私たちは相談に留まらず、問題を正確に把握し、各分野のスペシャリストと連携して「解決」を目指します。
「消火=解決」と「防火=予防教育」の実践で子どもの心と命を護る!
ソーシャルスキルトレーニング
子どもは本来、人生の中で一番のびのびと暮して良い時機です。けれど現実には、学力偏重の波が低年齢層にまで押し寄せ、また、ゆとりの無い大人たちの狭間で、子どももストレスを感じる時代となりました。 のびのびと生きる中で学ぶ、ルールやモラル、痛みや忍耐力、大人からの助けやお節介、そんな、心の中で「生きる力」に変わる大切なものを得ないまま、「平均点」を上げるための一員にされて良いのでしょうか? 年齢に応じた「心」への響き方を重視した、体験型の授業を実施しています。
いじめ防止活動
いじめ発生のメカニズムには、そう大きな違いは無いものの、被害者、加害者、傍観者、それぞれの性格や生育環境は十人十色です。また、親の常識や地域における権力の有無、校長や教育長のやる気の有無によっては、千差万別の対応が求められます。 それを実行できるスキルを持つ人材は、残念ながら、教育現場にも、心理の専門家にも、行政にも、医療従事者にも、弁護士界にも、充分に存在するとは言い難いのが現状です。 大人の目の届かない所で起こるいじめを大人の力で封じることは不可能です。けれど子ども達がやる気にさえなれば、実現可能なのです。「安全・安心」を維持するための、日々のメンテナンス活動です。本気で取り組みたい学校があれば、私たちは末長くサポートいたします!
出張かけ込み寺
電話やLINEなどのいじめの相談窓口は増えたものの、「何度かけても繋がらない」「学校や部活が終わる頃には終わってる」等、実際に相談できないケースや、「カウンセラーは話しは聞いてくれるけど、解決を望んでも応えてもらえない」等の落胆する声を多く聞き、より事態を悪化させはしないかと懸念されます。 私たちは相談に留まらず、問題を正確に把握し、具体的な方法を教示します。 状況によっては、教育委員会とのやり取りなど、可能な限りアクティブに、また、別の専門家に繋ぐ必然性が生じた時には、各分野のスペシャリストと連携して、当事者とそのご家族が望む「解決」に向け、取り組んでいます。
【いじめは無くならない?】 人の「脳」は、社会を築き助け合う一方で、他者よりも優位に立ちたいという「本能」から、「妬み」や「排他感情」を無くす事は出来ないと、脳科学で証明されているように、人の社会から「いじめ」を無くすことは出来ないと考えるのが現実的です。
逃れようのないこの事実を痛感している私たちは、いじめを深刻化させない取り組みを、一刻も速く拡めなければならないと感じています。
いじめ被害者、加害者(首謀者•加担者)、防止者(止める•先生に知らせる)、傍観者、そのどれにも当てはまらない「幸運」は、ほんの一握りの子どもにしか許されないのですから……。
【消火=解決と防火=予防教育(人間教育)】
学校などにおける避難訓練でも身近な「消火活動」。併せて学ぶのが「防火」の大切さです。
前述にもありますが、いじめの問題がひとたび発火してしまうと、子どもの性格や家庭の状況、教職員の姿勢や管理職の責任能力によって、「消火=解決」はとても難しくなります。
子どもの「将来」を第一に考えるならば、先ず被害を受けた子どものメンタルの救済であり、次に、人を傷つけてしまった子どもに対する、正しい「指導」と「教育」に尽きるのですが、残念ながら多くの場合、いじめの実態は究明されず、被害者は「放置」、加害者は「無罪放免」、責任者は「不在」が現実のようです。
「防火=予防教育(人間教育)」を正確に実行することにより、いじめが起きても、誰かが深く傷ついたり、傷つけてしまわぬ内に、いじめの芽が摘まれて行くのです。この取り組みで重要なのは、「子ども主体」の意味を履き違えない事です。子どもの自治能力に信頼を寄せ、どの様な事をしたらいじめの起きにくい学校になるのかを、子ども達自身に考えてもらうのです。
【命を護る!という覚悟】
「いじめの放置」は、被害者に深い「心の傷」を負わせるばかりか、突然、命の危機を招く事態になりかねません。もはや「いじめ自死」は、被害者側の問題ではなく、加害者による「いじめ殺人」の犠牲者であると言っても過言ではありません。加担者は「いじめ殺人幇助」です。現状この様な罪名は存在しませんが、そのくらいの危機感を持って「いじめ」と向き合い、日々の「予防教育(人間教育)」を実践し続けなければ、子どもの命は幾つあっても足りません。
これは、大切な「命」を預かる学校がやらなければならない、必要不可欠な「メンテナンス」です。メンテナンスを怠れば、大切な「心」が、「命」が、ある日突然、危機に瀕するのです。
一般社団法人 ヒューマンラブエイド 「ご挨拶」
仲野 繁 - Shigeru Nakano - (HLA共同代表 / 元 足立区立辰沼小学校長 / 学校危機管理コンサルタント / いじめ防止教育コンサルタント) |
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私は、40年に亘る教員生活のなかで、中学、高校の数学教師時代には、生活指導の責任者として「子どもの自治能力育成」に重きをおいた指導を実施し、その後、小学校長時代にはその経験を活かして、「子ども主体のいじめ防止活動(TKR=辰沼キッズ レスキュー)」の、起ち上げから成長期を見守って来ました。まさに、子どもは国の宝です。その宝がそれぞれの輝きを放つことを願わない日はありません。振り返れば、私の教師としての原点は、父の教えにあります。それをもとに、教師を続けてきたと言っても過言ではありません。非常に厳しい父が、教師になりたての私を導いた言葉の、ほんの一部であり詳細は割愛しますが…、「教育とは人格形成の営みである」、「人は弱者に同情はするが、従うのは強者にである。それでも、教師たる者は弱者のために闘うのだ」、「正直さ誠実さが重要だ」、「自分の持つ能力を惜しまず社会に提供せよ」「一人の人間の出来ることなど、たかが知れている。腹心の友を見つけよ」。子どもたちの明るい未来のために、これからも行動し続けます。 |
刀根 麻理子 - Mariko Tone - (HLA共同代表 / 歌手 / エッセイスト / ライフコミュニケーター / いじめサバイバー) |
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幼い頃、近所のおばさんから「まりこちゃん、寂しいの?」と声をかけられ、他者からの見られ方を初めて知り、そのギャップに驚きました。後に、その言葉と、どれを見ても暗く表情の無い写真や、意識レベルにのぼらないほど慢性的な不安と寂しさを抱えていた記憶が結びつきました。自分の人生を一人分の人生で良しとするのか、他者との関わり、コミュニケーションの中で、その彩りを反映させるのか…。私は、いじめと決別する為に後者を選び、キャラ変に成功しました。今でも心の中で、萎れた花(いじめトラウマ)が頭をもたげることはありますが、誰かの「生きる」に、ほんの少しでも力に慣れたら…と鼓舞し、自分の「生きる」を支えています。カラ元気でも、続けていると本気で笑えたりするし、何より、いじめの復讐は倖せになることだと気づいた時には、なんだか脱皮したような新鮮な感覚に包まれました。たった一度の人生だから、倖せ感じなきゃ損します。だから生きるのです。いのちある限り!”著書 : いつも心にヤジロベエ(主婦の友社)” |
【 業務内容 】
□ 講演( いじめ防止教育 / いじめ被害対応法 / 他 )
□ 特別授業:クラス単位(法教育 / ソーシャルスキル・トレーニング 他)
□ 特別授業:全校生徒対象(エンタテインメント / 演劇・歌・ダンス 他)
□ コンサルタント(学校危機管理 / いじめ防止教育 他)
□ 相談・カウンセリング
□ オリジナル教材開発
□ 自立支援・人材育成
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